@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:02000006, author = {田中 敦}, journal = {新潟国際情報大学 国際学部 紀要}, month = {Apr}, note = {., 情報発信によって大衆に働きかけ、一定の世論形成を図る行為を「プロパガンダ」と称する。本論ではプロパガンダの方策の一つとして、ある対象や行為に対して恣意的な名称等を適用することによって新たな価値観を創出する「ワーディング」に注目し、その具体的な実施方法を確認したうえで、戦時広報を始め、平時の商行為や政策広報など、実際にワーディングが行われる場面を踏まえて、その目的と効果について考察を行った。  ワーディングで用いられる言葉には、負の価値観を消去して正の価値観を創出する効果と、正の価値観を消去して負の価値観を創出する効果とが存在する。この効果を果たす目的で発せられた言葉が私たちの認識に影響を与え、世論形成につながり得ることを本論では確認した。また、反復的な情報発信の中で用いられる言葉が常套句として定着し、物事の一面的な認識を促進し得ることについても、併せて確認した。, .}, pages = {71--85}, title = {プロパガンダにおける「ワーディング」の効果について}, volume = {8}, year = {2023} }