@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00002679, author = {山本, 靖 and 内田, 亨 and Yamamoto, Yasushi and Uchida, Toru}, journal = {新潟国際情報大学経営情報学部紀要}, month = {Apr}, note = {規範的企業倫理では、良心を持つ人が理性に従って判断し、倫理的行動することが前提条件となっている。仮にもし、良心を持つ人が悪意なしに意図せずして非倫理的行動に出てしまう行為があるならば、規範的企業倫理ではその行動パターンの存在を見落としてしまう。一方、規範的企業倫理を補完する行動的企業倫理は、意図せずして非倫理的行動に出る人の心理現象と心理プロセスの解明に焦点を絞っており、これからのコーポレート・ガバナンスには有効なアプローチである。意図せずして非倫理的行動に出る行為を、行動的企業倫理では「限定された倫理性」という概念で説明し、「限定された倫理性」を引き起こす状況要因について本論で検討した。そして、その「限定された倫理性」の要因の中で、ビジネス上の利益相反に関係している現象である「動機付けられた見落とし」について焦点を当て、現代の大企業で実施されている会計監査の弱点を指摘し、この行動的企業倫理で展開されている対策案について述べる。}, pages = {84--93}, title = {「限定された倫理性」から考察されるコーポレート・ガバナンス -現代の大企業で実施されている会計監査の弱点-}, volume = {1}, year = {2018}, yomi = {ヤマモト, ヤスシ and ウチダ, トオル} }