@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00002713, author = {安藤, 潤 and Ando, Jun}, journal = {新潟国際情報大学 国際学部 紀要, NUIS Journal of International Studies}, month = {Apr}, note = {本論文の目的は連合総合生活開発研究所が米国で実施した「生活時間に関するアンケート調査,2007」を用い、労働時間と生活満足度に関する2 つのジェンダー・アイデンティティ仮説を検証することである。実証分析の結果から、第1 に、2 つの仮説はともに支持されないこと、第2 に、子どもを持とうが持つまいが、0 時間以上15 時間未満しか働かない場合にのみ妻の生活満足度は有意に低下すること、そして第3 に、妻の雇用形態はその生活満足度に影響を及ぼさないことが明らかにされた。第2 のファクト・ファインディングについては、米国では妻というジェンダーグループの中に専業主婦を嗜好するグループと就労を嗜好するグループとが混在し、「(子を持つ)妻は働くべきではない」という社会的行動規範が存在する一方で、後者のグループ内でさらに「(子を持つ)妻も長時間働くべきである」というもう1 つの社会的行動規範が存在する可能性を指摘した。}, pages = {1--19}, title = {妻の労働時間、雇用形態および生活満足度に関するジェンダー・アイデンティティ仮説の検証――米国を事例として}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {アンドウ, ジュン} }