@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00002992, author = {中原, 澪佳 and Nakahara, Reika}, journal = {新潟国際情報大学 国際学部 紀要, NUIS Journal of International Studies}, month = {Apr}, note = {平和教育では、その射程をめぐって、紛争のない平和な社会の創造を目指した<狭義の平和教育>か、構造的暴力の克服も射程に入れた<広義の平和教育>か、という議論が今もなお展開されている。本論では、その議論を踏まえたうえで、マーシャル・ローゼンバーグとパウロ・フレイレの思想を取り上げ、「平和教育はどうあるべきか」という古くて新しい問いに応えることを目的としている。新しい<狭義の平和教育>の展開として、ローゼンバーグの思想を振り返り、<広義の平和教育>の源流として、フレイレの思想をたどった。そこでは、平和を創ることの必要性と構造の理解を含む社会変革の重要性が浮かび上がってきた。  最終的に、問いに対する応答として、「狭義か広義か」という議論を超えて、平和を包括的に理解することと平和を創ることの両者を実現する「実践としての平和教育」を提起した。}, pages = {43--53}, title = {「実践としての平和教育」序説 ――ローゼンバーグとフレイレのあいだで――}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {ナカハラ, レイカ} }