@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00002998, author = {松本, 和明 and Matsumoto, Kazuaki}, journal = {新潟国際情報大学 国際学部 紀要, NUIS Journal of International Studies}, month = {Apr}, note = {渋沢栄一は、日本の近代化・工業化を推進するにあたり、東京ばかりでなく全国の地方ないし地域レベルでの産業・企業の勃興と成長およびその集積が必要かつ不可欠であると強く認識かつ重視して、その実現のために尽力した。渋沢は、地域での銀行をはじめ近代工業やインフラの創設のために、各地に存在する人材や資金をはじめとする経営資源に加えて、東京をはじめとする都市の諸資源も結集させて事業を構想そして推進したのである。  新潟市域においては、1873 年に第四国立銀行が創設された後に、発起人の本間新作および鈴木長蔵が、渋沢がかつて在籍して経済・金融の諸システムを確立した大蔵省で複式簿記を学び、その後両者との関係が深まっていった。渋沢と同行関係者および大倉喜八郎等が連携して立ち上げた北越商会は近代倉庫業の草分けとなり、北越鉄道の経営および新潟への延伸も両者の関係が奏功した。経済のみならず教育の振興にも渋沢は貢献している。}, pages = {103--122}, title = {渋沢栄一と新潟市域}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {マツモト, カズアキ} }