@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00003498, author = {田中, 敦 and TANAKA, Atsushi}, journal = {新潟国際情報大学 国際学部 紀要, NUIS Journal of International Studies}, month = {Apr}, note = {ピクトグラムは視覚的類像性によって対象を指示する特性を有する図記号であり、社会の様々な場面で活用されているが、本論では、ピクトグラムが特定の情報伝達を行うために公共サイン中で用いられる場合を対象とし、いかにして案内や誘導等の情報が伝達され得るかを検証した。  検証にあたっては、ピクトグラムが伝達する情報内容が、もともと図案の中に内在するわけではなく、認知主体が図案の中に自らの行為の可能性を認識し、その行為の可能性に基づいて情報を認識するとの前提に立ち、間主観的身体性、身体経験に基づく動態性、情報内容の合目的性という観点から考察を進めた。  さらに、公共サイン以外のピクトグラムとの比較を行ったうえで、公共サインにおいては、認知主体が自らの経験に基づいて動作を行う自己像をピクトグラムに投影し、それを他者の視点で認識することにより、動態的な行為の可能性を認知していることを指摘した。}, pages = {107--121}, title = {公共サインのピクトグラムにおける情報の認知に関する研究}, volume = {7}, year = {2022}, yomi = {タナカ, アツシ} }