@techreport{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00003533, author = {藤田, 晴啓 and Fujita, Haruihiro}, note = {UAV/LiDARで取得した点群データを使い、教師ありCNN学習による未知の遺構の探査および訪問客に公開されている遺跡全体の保全モデルの開発に関する新規課題を提案する。  UAV/LiDARが森林等の樹冠で覆われた地上構造物の探知に有効であるという先行研究の紹介がなされた。木本ら(2022)はUAV/LiDARおよび地上型レーザスキャナにてSfM計測が困難な河畔林地帯の計測を実施し, 後者の地上計測を正解としてUAV/LiDAR計測の精度を検証したところ, 樹木下のデータでは平面方向・垂直方向±5~10cmの誤差に収まっていることが判明し, UAV/LiDARによる樹木下の地表面計測が有効であることを報告した。これまでの土器を中心とした予備研究ではPoint Cloudモデルの適用も行なったので, LiDAR点群データ解析は研究開発にとって親和性の高いものと考えられる。深層学習モデルにより以下の開発が可能と考えられる。   ① 森林内未知の遺構広域探査あるいは未調査遺跡の予備計測   ② 一般公開中遺跡通路等の表土変化の解析により,通行を規制すべき通路の抽出   ③ 遺跡盛り土量変化抽出による, 構造物崩壊危険度の予測 以上が挙げられる。  今後の研究計画としてはLiDAR機材は保有していないのでUAV搭載あるいは長尺竿に固定した4Kカメラで以下の計測を実施し, 深層学習モデル開発の教師データとする。   1. 長野県長野市大室古墳群の計測(2022/11/20頃を予定)   2. 小規模砂丘等の自然地形の計測   3. 以上の教師データにて深層学習モデルを開発}, title = {UAV/LiDAR点群データの深層学習による未知遺構探査および遺跡保全モデルの開発}, yomi = {フジタ, ハルヒロ} }