@article{oai:nuis.repo.nii.ac.jp:00003606, author = {上西園, 武良 and KAMINISHIZONO, Takeyoshi}, journal = {新潟国際情報大学経営情報学部紀要, Journal of Niigata University of International and Information Studies Faculty of Business and Informatics}, month = {Apr}, note = {-, 周知のように、コペルニクスが地動説を唱え、ケプラー、ニュートンを経て地動説はほぼ確定した。しかしながら、地球の公転運動を明示する直接的な観測事実は、ブラッドリーの光行差の発見によって初めてもたらされた。この意味でブラッドリーの光行差の発見は重要であり、多くの人がその内容を理解すべきである。しかしながら、入門的な書籍には光行差の原理の定性的説明が多く述べられているが、実際の恒星の光行差がどのように観測されるかまでは踏み込めていない。一方、位置天文学の書籍では、球面三角法を使った光行差による観測位置の算出についての詳細な解説がなされているが、天文学の専門家以外の人にとって球面三角法はなじみがなく、理解に至るには敷居の高いものになっている。 そこで、本稿においては、球面三角法には一切触れず、初歩的な線形代数のみを使用して光行差計算の詳細を解説する。さらに、具体例として、ブラッドリーが原著論文中に掲載している計算値の再現を試みた。ただし、この論文中には天文学上の基礎データや計算式が記載されていないため、これらを推定して計算を実施した。この結果、差異の平均が1”以内でブラッドリーの計算値を再現できた。, -}, pages = {1--16}, title = {光行差の解説 -ブラッドリーの計算値の再現-}, volume = {6}, year = {2023}, yomi = {カミニシゾノ, タケヨシ} }